- 1 : 2020/09/06(日) 17:55:19.232 ID:nWNObmw7d
- するわ
- 2 : 2020/09/06(日) 17:55:34.539 ID:bt2dKT/80
- しえん
- 5 : 2020/09/06(日) 17:58:31.203 ID:nWNObmw7d
- >>2 3
すまんがレス返さんぞ
書き溜めしてない - 3 : 2020/09/06(日) 17:57:20.969 ID:KGf7elQ0d
- はよ
- 4 : 2020/09/06(日) 17:58:00.509 ID:nWNObmw7d
- ヨーロッパのある観光地 スキー場
女の子「わーい」
爺「ほっほ、女の子は元気じゃのう」
女の子「おじいちゃん、私あっちのほうで滑ってくるね」スイーッ
爺「こらこらまたんか!」
爺「まったく、片時も目を離せんのう」
- 6 : 2020/09/06(日) 18:03:46.299 ID:nWNObmw7d
- カフェ
ラジオのニュース「今晩は〇〇地方は大雪の天候になることが・・・」
ビジネスマン「まったく。クライアントもなぜこんなところで契約を・・・」ブツブツ
ビジネスマン(ん?あっちの若いカップル、やかましいな。まあ私には関係ないが)
若い男「君がスキーに来たいって言ったんだろ!」ドン!
若い女「でも明日大雪だなんて聞いてないわ!少し調べれば予定を変えられたでしょ?せっかくの新婚旅行なのよ!」
若い男「おいおい、ぼくのせいか?」
ビジネスマン(うるさいなあ。さっさと出て今夜の宿を確保するとするか)グビッ パサパサ
- 7 : 2020/09/06(日) 18:09:01.176 ID:nWNObmw7d
- 夜 観光地から少し離れたレストラン
女の子「美味しかったね、おじいちゃん」
爺「ほっほ、そうじゃのう」
店主「お皿おさげします」
女の子「ありがとう」
爺「お前さん、一人でこのレストランを切り盛りしてるのかね?」
店主「ええ、まあ。家内が死んでからはずっとそうです」
爺「お、おっと・・・すまん」
店主「?いえ、お気になさらず」
カチャカチャ
チリンチリン
若い男「予約なしだけど大丈夫かな?」
店主「ええ、もちろん」
若い女「・・・」ブスッ
ビジネスマン(げっ、またあいつらとかち合った)
店主「そちらは本当にサンドイッチとコーヒーだけでよろしいので?」
ビジネスマン「ええ、このあと仕事でしてね、軽くすませるだけにしとこうと思いまして」
店主「そうですか」
カチャリ
- 8 : 2020/09/06(日) 18:12:23.191 ID:nWNObmw7d
- レストランの外の窓から見える吹雪が酷くなる
若い男「こりゃすごいな。これ以上酷くなる前にホテルに戻ったほうがいいな」
若い女「だから!近場ですまそうって言ったじゃない!」
若い男「は?君だって乗り気だったろ?」
ビジネスマン(またか。もうウンザリだな)
女の子「キャッ、キャッ」
爺「ほっほ」
店主「・・・」
ズドーーーーーン!!!!!
一同「!?」
- 9 : 2020/09/06(日) 18:16:59.621 ID:nWNObmw7d
- レストランの中、電気が消えて真っ暗になる
若い女「キャーーーー!!」
若い男「な、なんだ!?」
ビジネスマン「ちっ」シュボッ
ビジネスマン(マッチの火じゃすぐ消えるな)
女の子「・・・?」
爺「女の子、大丈夫じゃ。とりあえずジッとしてなさい」
ビジネスマン「停電だな。店主、ロウソクはありますか?」
店主「はい、今用意してます」シュボッ
ビジネスマン「良かった」
ビジネスマン「お嬢さんとご老人はケガとかしてませんね?」
爺「ええ」
若い女「何?なんなの?」
ビジネスマン「さっきの音、おそらく雪崩だな」
店主「そうでしょうね」
若い男「え、ええええ?」
- 10 : 2020/09/06(日) 18:19:14.018 ID:nWNObmw7d
- 若い男「だ、大丈夫なのか」
ビジネスマン「とりあえずは大丈夫だと思いますよ。このレストランは高台にあるし」
若い女「そうじゃなくて!すぐ帰れるの?私たちハネムーン中なのよ!」
ビジネスマン「知りませんよ。とにかく外は猛吹雪だ。外に出たりしないように」
若い男「・・・なんてこった」
- 11 : 2020/09/06(日) 18:23:35.913 ID:ZgLiQkHV0
- こんな映画覚えがないな
- 15 : 2020/09/06(日) 18:28:13.963 ID:nWNObmw7d
- >>11(ギクッ)
- 19 : 2020/09/06(日) 18:31:04.240 ID:MZuG0NrW0
- そういうのは最後にバラして>>11でヒヤッとしたって書くくらいでいいんだよ
- 12 : 2020/09/06(日) 18:24:46.630 ID:nWNObmw7d
- 3時間後 店内はロウソクの明かりで照らされている
店主「皆さん。地元の警察から無線が入りました」
一同「!!」
店主「名前を読み上げます。〇〇さん、〇〇さん」
女の子「・・・」ワクワク
店主「〇〇さんで間違いありませんね?」
爺「ほい」
若い夫婦「ええ」
ビジネスマン「間違いありません」
店主「では警察にそう伝えます」
若い男「もしかして・・・帰れない?」
店主「ええ、街からこのレストランむでの道が雪崩で埋まったそうです」
若い女「そ、そんなあ」
店主「食料や薪やロウソクの類いは十分ストックがあります。ご安心を」
若い男「せっかくのハネムーンが・・・」
ビジネスマン(さて、私も困ったな。クライアントは街で待っててくれるだろうか?)
- 13 : 2020/09/06(日) 18:24:47.502 ID:rZrqJiISM
- タイトル当てるクイズ?
- 14 : 2020/09/06(日) 18:27:57.247 ID:nWNObmw7d
- 夜 ロウソクの明かりの中食事をする一同
店主「皆様、今夜はこの部屋でかたまって寝るようにお願いします。暖炉があるのはこの部屋だけです」
女の子「キャッキャ」
若い女「はあ、子供は気楽でいいわね」
若い男「・・・」
ビジネスマン「ま、我々も切り替えましょう。帰れないなはヤキモキしても仕方ない」
若い男「そりゃそうだけどさ」
- 16 : 2020/09/06(日) 18:29:01.190 ID:nWNObmw7d
- すまん
これ昔俺が書いた小説だ - 17 : 2020/09/06(日) 18:30:10.137 ID:KGf7elQ0d
- それでもいいからはよ続き
- 18 : 2020/09/06(日) 18:30:44.608 ID:QL2tXzyha
- あーこれ見たことあるわ
- 21 : 2020/09/06(日) 18:34:55.543 ID:nWNObmw7d
- >>18前VIPにさらしたっけかな?
- 20 : 2020/09/06(日) 18:34:23.709 ID:nWNObmw7d
- 深夜 トランプなどをして暇をつぶしていた一同。夜も遅いのでロウソクを消して寝ることに
しかし、全員目が冴えている女の子「おじいちゃん、眠れない。何かお話して」
爺「こら、ワシらだけじゃないんだぞ。これから寝る皆さんにご迷惑だろう」
若い女「・・・」トントン
若い男「そうだな。あの、僕たちはむしろその話聞いてたいんだが、ぜんぜん眠くないし、こう暗くちゃ何もすることもないし」
ビジネスマン「私もですね。ご老人の声は心地よい。よい子守唄になりそうだ」
店主「では私も賛成に一票で」プウ!
爺「そうですか?それでは僭越ながら。ワシの祖父母の不思議な出会いの話を」
- 22 : 2020/09/06(日) 18:36:00.608 ID:nWNObmw7d
- 場面変わる 回想シーン
時代は変わって戦時中のヨーロッパの山奥の村
- 23 : 2020/09/06(日) 18:36:35.325 ID:QL2tXzyha
- 店主いきなり屁してわろた
- 24 : 2020/09/06(日) 18:36:36.985 ID:nWNObmw7d
- あれだ
なろうにさらしてブクマ零だったやつだ - 25 : 2020/09/06(日) 18:40:03.927 ID:nWNObmw7d
- おばさん「村娘ーー、水を汲んできてちょうだい!」
村娘「はあーい」
トコトコ トコトコ
村人「村娘、川に水を汲みにいくのか?」
村娘「うん」
村人「大丈夫だとは思うが、念のため早く帰ってこい。世の中は戦争中なんだからな。いつ敗残兵なんかがこの村に現れるかわからん」
村娘「わかってるって」
トコトコ トコトコ
村娘「まったく、こんな山奥のへんぴな村にそんなもんが出るわけないでしょ」
- 26 : 2020/09/06(日) 18:41:42.744 ID:nWNObmw7d
- ザパーッ
村娘「これでよしっと」
村娘「帰りが大変よね・・・え?」
村娘「人が倒れてる!?」
男「・・・」
- 27 : 2020/09/06(日) 18:46:09.251 ID:nWNObmw7d
- 場面切り替わり 現代
女の子「・・・」ワクワク
ビジネスマン「それがご老人のお爺さまとお婆さまの出会いということですか?」
爺「ええ、そうですじゃ」
店主「はて、おかしいな。私は似たような話を子供の頃に聞いたことがあります」
若い女「たまたまじゃないの?もしかしたらこのお爺さんが映画とか小説を取り入れて盛ってるかもしれないし」
爺「む、失礼な。祖母から直接聞いた話ですぞ」
店主「・・・」プウ!
店主「続きを・・・お願いします」
爺「え、ええ」
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