環境ヤクザのグレタさん、特大ブーメランを投げてしまう

グレタさん「口ばかり」温暖化対策進まぬ現状を批判

All Nippon NewsNetwork(ANN)

バイデン大統領と、初めて懇談しました。
岸田文雄総理大臣：「気候変動という人類共通の課題に、
日本は総力を挙げて取り組んで参ります。
その決意を皆さんに伝えるために、
このグラスゴーの地に駆け付けて参りました」

気候変動対策を話し合う国連の会議「COP26」で
岸田総理大臣は、2030年度の温室効果ガスの排出量を、
2013年度から46％削減するなどとした日本の目標を説明しました。

また、今後5年間、日本円で最大1兆1300億円あまりの途上国への追加支援などを表明し、
「アジア全体のゼロエミッション化を力強く推進していく」と強調しました。

また、会合に先立って岸田総理は、アメリカのバイデン大統領と初めて対面で懇談しました。
日米同盟のさらなる強化に加え、気候変動問題でも緊密に連携していく方針を確認したということです。

■グレタさん「各国首脳らは、考えているふりだけ」
一方、会場の外では、スウェーデンの環境活動家、
グレタ・トゥーンベリさん（18）が、
スコットランド民謡で気候変動対策を訴えるデモを行っていました。

環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん：
「COP26では、政治家たちが真剣に考えているふりをしているだけ。ベラベラ話すのは、もうやめろ」

グレタさんは、「各国首脳らは、未来を深刻に考えているふりをしているだけで、口ばかりだ」と、温暖化対策が進まない現状を痛烈に批判しました。

環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん：「あの会合から変化が生まれることはない。私たちはもう、うんざりしている」

（「グッド！モーニング」2021年11月3日放送分より）