群馬県「朝鮮人追悼碑の撤去費用3000万、左翼に請求します」岸田「うーん

群馬県立公園「群馬の森」（高崎市）の朝鮮人追悼碑の撤去をめぐり、県が代執行費用の見積額としていた約3千万円の内訳がわかった。撤去工事費が1400万円、警備員費が1600万円だった。ただ、実際の工事内容や期間は見積もり時点から変わっており、県が費用を精査後、碑を所有していた市民団体「『記憶　反省　そして友好』の追悼碑を守る会」に請求するという。
　朝日新聞の情報公開請求に対して、県が内訳のわかる資料を開示した。県は1月19日付で守る会に代執行令書を出しており、その時点で撤去費用を約3千万円と見積もっていた。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2L61QQS2JUHNB009.html

群馬県の山本一太知事は２５日の定例会見で、高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑を行政代執行で２９日から撤去することについて
「碑文や設置の趣旨に問題があるといったことではなく、設置の際に定めたルールに反したことがすべてだ」と語った。そのうえで、「最高裁まで審議して下された決定に従い粛々と処理する」と従来の立場を強調した。

設置の際に決めたルールとは「政治的行事を行わない」との条件だったが、その後の追悼式で出席者が「強制連行の事実を訴えたい」などと発言。

条件に反したとして県は更新を認めず市民団体が不許可処分取り消しなどを求めたが、令和４年６月、最高裁は市民団体の上告を棄却、「式で『強制連行』という文言を含む政治的発言があり、碑は中立的性格を失った」とする高裁判決が確定した。