ジョージアでLBGT禁止法案が通った翌日、性転換した著名人が刺殺される

反米拗らせてこんな国も全肯定するんだよなリベラルは

ジョージアの国会が9月17日、同性婚や養子縁組、性別適合手術、そして“LGBTに関する宣伝”などを禁止する19の法案（「家族の価値と未成年保護に関する法律」）を可決しました。大統領が署名し、法案が成立すると、LGBTQのイベントの開催はおろか、レインボーフラッグを公共の場で掲げることも禁じられます。

　ジョージアは欧州連合（EU）や北大西洋条約機構（NATO）への加盟を目指していますが、ロシアとの関係の近さもあり、実現していません。EUは9月4日の声明で、LGBTQの権利を制限する法案がジョージア国民の基本的権利を侵害すると批判し、EU加盟手続きが「事実上停止している」と警告しました。これに対し、ジョージアのコバヒゼ首相は「法案の目的は人権の制限ではない」と反発していました。
　
　法案は与党「ジョージアの夢」が提出しました。野党が採決をボイコットし、定数150のうち84対0で可決されました。ジョージアが加盟を目指すEUは審議中からこの法案を批判しており、親EUのズラビシビリ大統領は法案への拒否権発動を示唆していますが、議会は過半数の賛成で拒否権を覆せるため、残念ながら法案は成立する見通しだそうです。
　
　ジョージアの反LGBTQ法は、ロシアに追随する動きと目されています。
　ロシアでは昨年、最高裁がLGBTQに関する市民運動を過激派の活動と見なして禁止する決定を下しました。ジョージア議会は今年6月、ロシアが類似制度で反政権派の弾圧に使っている、外国から資金提供を受ける団体を規制する「外国の代理人法（スパイ法）」も成立させ、EUから強い批判を受けました。

　ジョージアでは2021年、極右団体の襲撃で首都トビリシでのプライドパレードが中止に追い込まれましたが、その翌日、国会議事堂前に7000人の市民が集結し、LGBTQへの連帯を表明するという感動的な出来事もありました（詳細はこちら）。なお、朝日新聞の記事にも写真が掲載れているように、昨年のトビリシプライドもアンチの人々によって妨害されています。

　教会の権威が強く、政治にも影響力を及ぼしているジョージアでは、LGBTQは長年タブーとされてきました。
　政府が冷ややかにLGBTQを保護する法制度を展開する一方、LGBTQは罵倒や暴力のターゲットとされてきました。
　2019年に初開催されたトビリシ・プライドも、初回から妨害を受けています。
　ジョージア国立舞踏団を舞台に、若き男性ダンサーたちの恋も描き、カンヌ国際映画祭でクィア・パルム賞も受賞した映画『ダンサー　そして私たちは踊った』がジョージアでプレミア上映された際も、極右グループが上映に抗議して映画館に突入しようとするなど、空前の騒動となりました。

例の駐日大使はなんもいわなそう

ロシアは、ソ連時代に親が子を、子が親を密告して連れ去られて処刑されることが奨励され家族がバラバラになってしまった反省から、国の最小単位を個人ではなく、家族であると定め、一単位である家族が分断される個人主義を排し、家族が幸せになれるような施策を次次うっており、ゆえにレストランや、公園が整備され、モスクワでは広告が廃絶、賭博場や風俗店が消滅、個人主義の権化であるLGBTQは摘発対象となったんだよね
だから、ロシアに近しいグルジアでLGBTQが追放されるような法案が通るというのは不自然ではない

ロシア憎しのあまり国名を英語読みに変えちゃうのは本当にどうしようもなく薄っぺらいと思った