【映画】「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ブーム再来　サントラ再生急増

日本テレビ系「金曜ロードＳＨＯＷ！」で１２日に放送された人気映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」（１９８５年）の平均世帯視聴率は１４・５％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）の高視聴率を記録したことが１５日、分かった。またサウンドトラックも再生回数が大幅アップするなど、映画同様に時空を超えた再ブームが到来している。

　主人公マーティ（マイケル・Ｊ・フォックス）が、友人の科学者ドク（クリストファー・ロイド）の作ったタイムマシンの改造車デロリアンで時空を旅するＳＦ映画シリーズ。サウンドトラックを集めたプレイリスト「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』サントラ楽曲集」は放送後、Ａｐｐｌｅ　Ｍｕｓｉｃのプレイリストランキングで最高６位に。またストリーミング配信の再生回数は１日平均２００回程度のところ、放送当日は２万回超、１３日に３万回を突破。ヒューイ・ルイス＆ザ・ニュースの主題歌「パワー・オブ・ラブ」も１日１０００回程度が１２日に８０００回超、１３日から２日連続で１万回を突破した。

　通常時の１０倍以上の反響にユニバーサルミュージックの担当者は「８０年代の楽曲がストリーミングのチャートの上位に来るのは異例。作品を初めて見た若い世代に加え、幼少期に見た３０代、４０代も音楽に動いたのではないか」と推測した。

　「バック・トゥ―」は同局が募集した「見たい映画リクエスト」の第２弾として放送。第１弾「天使にラブ・ソングを…」に続く好評を受けて、局内にはいいムードが流れる。１９日に「―ＰＡＲＴ２」（８９年）、２６日に「―ＰＡＲＴ３」（９０年）を放送予定。弾みがつきそうだ。

報知新聞社
6/16(火) 6:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/24072abc80ca91acc7864a010d77817ae80e2e28