女性起業家の支援事業がGETTO（ゲットー） 誤解を与えたとしてゲット・トゥーへ名称変更。誤解した我々がいけない

事業名に「ゲットー」長野・茅野市、「ユダヤ人差別」想起され　「ゲット・トゥー」へ変更 – 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20250923-RDP4YZCWIVJT3AIJZZ7FMZO2G4/

2025/9/23 22:41

長野県茅野市が実施する女性起業家への支援事業が「ゲットー（GETTO）」と名付けられ、批判を浴びた。ゲットーは欧州の都市でユダヤ人が強制的に隔離居住させられた地区を指す言葉で、市内の女性起業家は「ユダヤ人差別の歴史を想起させられて、不安を覚える。多様性と正反対の印象で、参加しにくい」と困惑した。

茅野市によると、委託する企業が事業名を提案。事業は2025年10月から26年1月までで、起業を目指す女性に対して面談やセミナーを実施する。「取りかかる」「到達する」などを意味する英語の「GET TO」から名付けた。

英語でゲットーのつづりは「GHETTO」だが、ナチス・ドイツによるホロコースト（大虐殺）があったポーランド語では「GETTO」と表記される。

茅野市の9月3日の発表では「ゲットー」と記していたが、市民から指摘を受け「ゲット・トゥー」と読み方を変えた。担当者は「差別的な意図はないが、誤解を招いてしまった」と話した。