【ロシア・中国・ネトウヨ・参政党・日経】ネット工作で相手国の分断を煽るなら、極右政治勢力を支援するのが一番簡単

ネットには国境がないので、国家同士の確執でもネットにおける嘘が利用されるようになる。

1919年に旧ソ連は、左翼政治勢力の国際的連帯を主張し、国際組織のコミンテルンを設立した。それから100年を経た今、国際的な影響力の行使は、連帯ではなくネット工作による分断へと移っている。相手の国内の分断を、ネットを使っていかに煽（あお）り、政治情勢を不安定化し、国を弱体化させるかが焦点となっている。

分断を煽るなら、「アイツが悪い」「コイツが悪い」と国内に敵を作ることで政治的地歩を築こうとする極右政治勢力を支援するのが一番簡単だ。

結果、「若者が悪い」「老人が悪い」「まともに働けない社会的弱者が悪い」「外国人が悪い」という弱者を悪者にする主張がネットにあふれることになる。弱者は殴っても殴り返してこないから、悪者としてあげつらうには好適だ。

それだけではなく、「ワクチンは健康に悪い」というようなデタラメでトンデモな主張も分断を煽るのに利用されるようになる。

この状況が、行くところまでいってしまえば、差別する側が「我々こそが差別されている」と主張して、弱者を弾圧するようになる。

その結果、今の世界状況があり、日本の政治状況がある。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb9bc8c5dd7912fba0dcdfb2d415977e849427e?page=4