【高市早苗統一協会大ピンチ】検察「山上裁判では政府与党と統一協会に関係あるからと総理大臣を撃つのは筋違いだと主張する」

被告自身は信者ではなく、教団との関係は「極めて希薄だ」――。検察側はそう指摘し、教団の問題に踏み込むことに強く反対してきた。

「開店セレモニーの市長」のたとえ
ある幹部は、刑事裁判は犯行そのものの悪質さをベースに量刑を決める場であり、教団の教義や安倍氏との関係などに重きを置く弁護戦略は「論点ずらしで、裁判員にとって有害にすらなりうる」と主張。別の幹部はこんなたとえ話をした。

商店街の近くに大型ショッピングセンターができ、父親が営む商店の経営が傾いて、家族がバラバラになった。恨みを抱いた息子は、開店セレモニーに招かれた地元の市長を銃撃した……。

「ショッピングセンターが動機になっても、それで市長を撃つのはおかしい。動機に教団の影響があったことを争うつもりはないが、安倍氏を56すのは飛躍がある」

そこで証人請求したのが、山上被告の精神鑑定をした精神科医だ。

精神鑑定は刑事責任能力の有無を判断するために行われるが、前提として「精神状態」も調べる。生い立ちから事件に至る心の動きを専門的に調べた鑑定内容を示すことで、宗教的な背景は薄く、「身勝手に殺意を向けた事件」だと強調する狙いがあるとみられる。

教団の影響は「論点ずらし」　安倍氏銃撃事件で検察側　きょう初公判：朝日新聞

2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた山上徹也被告（45）の裁判員裁判が28日午後2時、奈良地裁で始まる。裁判では殺人罪について争いはなく、世界平和統一家庭連合（旧…

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だったら殺されたのが元総理とかも関係なく普通の殺人犯として扱うんだよな？