【美女】『マッド・マックス』シャーリズ・セロンが結婚しない理由　素顔もカッコよすぎ！

ハリウッドスターへのインタビュー経験が豊富な映画ライターの斉藤博昭氏による本連載。今回はシャーリーズ・セロン。

「完璧な美貌」を時には完全に封じ込め、役作りをするシャーリーズ。そんな実力派俳優の素顔は、まさしく“自然体”。筆者が惚れ込んだ、貴重なエピソードをお届けする。

「かつては煙草もいっぱい吸った」
さまざまな意味で、いまハリウッドで最も勢いのある俳優は誰か？　その答えにふさわしい名前は、シャーリーズ・セロンではないか。

ここ数年の彼女の活躍は、止（とど）まるところを知らない。アクション映画に出演すれば存在感を強烈に発揮し、ヒットに導く。社会派作品ではアカデミー賞に絡むなど大きな話題を呼ぶ。作品の作り手や、同業の俳優たちが、こぞってシャーリーズと仕事をしたくなるのも納得なのだ。
シャーリーズ・セロンといえば、まず誰もが口を揃えるのは「完璧な美しさ」だろう。キャリアのスタートは、外見が重視されるモデルだったので、その反応も当然。もちろん本人も自覚的なはずだが、自身の美しさについてシャーリーズに聞いてみたことがある。

2007年の『ハンコック』でインタビューした際なのだが、この時の彼女の答えは、筆者が長年、取材の仕事をしている中で、とりわけ印象に残るものだった。

「願わくば、自分が上品に年齢を重ねるタイプの女性でありたいわ。自分の人生の選択、それをうまく積み重ねていけることが美しいことだと思う。その結果が外見にも反映されるはずよ。

私はアルコールも飲むし、かつては煙草もいっぱい吸った。その影響は、顔にも出るでしょう。だけど私の人生は素敵だったの。すべての瞬間を楽しんできた。

いま見てもらっても、ちょっと日焼けしてるでしょう？　女優だったら避けるべきだけど、私はつい最近、カリブ海へのバカンスへ行ったばかり。『いいのよ。人生というのは楽しむもの。将来、この日焼けの影響でシワができるかもしれないけれど、そのシワを見たとき、すばらしいバカンスを思い出せる』と考えるわけよ」

文章で書くと、ちょっと嫌味な感じに受け取れなくもないが、この時のシャーリーズの答え方は、素直に言葉が出てくる感じで、驚くほどナチュラル。それゆえに好印象を与えるものだった。

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プライベートでは、スチュアート・タウンゼント、ショーン・ペンなど華やかな恋愛遍歴があるが、結婚は一度もしていない。そこには信念があり、「私の友達には、女性同士だったり、男性同士だったりするカップルで、養子まで取ったのに結婚する権利がもらえない人たちもたくさんいる。それは不公平であり、私が男性を好きだからという理由で、結婚の権利を行使したくないの。教会や政府が言っていることには、納得できない」と、真剣な表情で語っていた姿が忘れられない。「信念」の人なのである。

一方で「私は結婚することをロマンチックだと思ってない。でも特定の誰かとの長期的な関係をもつのは好き。その意味では私はロマンチックな性格かもしれない」と、正直に告白していた。

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全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/5994a8108b66e196b551f19c865b05b4c8bbb975