【東京都】小池知事、ワクチン接種「河野大臣が分からないというので、ますます分からない」

東京新聞
2021年02月03日 14時08分

　東京都の小池百合子知事は３日、新型コロナウイルスのワクチン接種の予定について、「日程やどれぐらい入るとか、その辺が、河野大臣の弁によると『よく分からない』ということなので、ますます分からない」と述べ、政府と自治体の連携不足を明らかにした。

　菅義偉首相は緊急事態宣言の延長を説明した２日の記者会見で、「できるかぎり２月下旬」としてきたワクチン接種の開始時期を２月中旬に前倒しすると明言したばかり。

　接種の実務は各自治体が担うため、小池知事と２３区の区長による特別区長会が２日、ワクチン接種に関して意見を交わすと、国からの情報が目まぐるしく変わることへの不満などが出ていた。

　接種を行うためには、ワクチンを保管する超低温冷凍庫や、「密」を避ける会場の準備が必要となる。東京都は人口が全国で１番多く、島しょ部も抱えるため、小池氏は「市区町村、そして、医師会、保健所、関係する皆さんとオンラインの会議を開いて情報共有をし、そして具体的にいつどうやって何を、というのを進めて準備して行きたい」と述べた。

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/83807

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