「見た目は子供、頭脳は大人」はコナン君だけど、「見た目は大人、頭脳は子供」はなんて言うの？

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https://www.asahi.com/articles/ASP227G3LP22PTLC008.html

ワクチン、準備急ぐ自治体　高知県は専任組織設置

新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が高知県内の自治体でも進んでいる。県は2日、8日に「ワクチン接種推進室」を新設すると発表した。

　県によると、「ワクチン接種推進室」はワクチンの流通や医療従事者への接種態勢の整備を進める。県が所管する五つの福祉保健所には各7～10人によるサポートチームを設置し、県庁には副反応の影響など専門的な相談に看護師らが対応する電話窓口も設ける。

　県内では2月下旬から国立病院機構高知病院（高知市）と高知西病院（同）の医療従事者らが先行してワクチンを接種する。その後は新型コロナの診療にあたっている医療従事者らの接種が続き、4月以降には65歳以上の高齢者約24万人や基礎疾患のある人らが順に対象となる。

　高齢者や一般の人の接種を担うのは市町村だ。

　高知市は1日付でワクチン接種推進係を新設した。同市の接種対象となる高齢者は約10万人。市地域保健課によると、接種の予約は原則、郵送する接種券（クーポン券）を参照して専用サイトからの申請を想定する。インターネットに不慣れな人のため、3月中にはコールセンターも設ける。

　国が用意するワクチン保管用の冷凍庫は市内の約20カ所に配備する予定だ。ただ国から配備される予定日が決まっておらず、受け入れる医療機関側も具体的な準備を始めにくい状況だ。市地域保健課の担当者は「国からの情報が回って来ない中、実施計画を策定するのは困難だ」と話す。

　宿毛市は配備予定の冷凍庫2台のうち、1台を集団接種の会場に設置する。市健康推進課によると、米ファイザー社のワクチンは1度に配送される最小単位が1170回分と多く、温度管理も難しいため、市内の医療機関だけに管理してもらうのは難しいと判断した。

　人口約370人の大川村には、村内にワクチン接種を担う医療従事者がいない。そのため、村内の診療所に派遣される医師や看護師が接種を担当するか、近くの本山町まで対象者を送迎する方法などを検討している。村総務課の担当者は「人口が少ないので単独での実施は難しい。近隣市町村との広域調整が必要だ」と話す。