加藤官房長官が記者会見　「政府一体で災害応急対策を進める」

地震 「政府一体となり災害応急対策を進める」官房長官

加藤官房長官は、午前0時ごろから記者会見し「きのう午後11時8分ごろ、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生した。
この地震による津波については、若干の海面変動がある可能性はあるものの、被害の心配はない。
福島第一原子力発電所は、現在、確認中だが、女川原子力発電所、福島第二原子力発電所については、異常なしとの報告を受けている」と述べました。

そして「人的、建物被害などは現在、確認中だ。鉄道に関しては、東海道、東北、北陸、上越新幹線が停電のため、
一部区間で運転を見合わせているという報告を受けている。停電に関しては、経済産業省からの報告では、午後11時半現在で、
東京電力管内で、およそ86万戸、東北電力管内で、およそ9万戸の停電が発生している」と述べました。

そのうえで「政府としては、午後11時9分に、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、被害状況の把握に全力であたっている。
政府一体となって、災害応急対策を進めていく。揺れが大きかった地域の皆さんは、自治体などの避難情報のほか、テレビ、ラジオなどの
情報にも注意しつつ、落ち着いて行動するようお願いする」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210214/k10012865351000.html