ナイキのCM「女の子は何にでもなれる！」に女性がブチギレ炎上中

女もなんだよなあ

2人は喜びの表情を浮かべるものの、すぐさま顔が曇りだす。そして、2人は様々な場面を想像する。

会議室でスーツ姿の男性たちに囲まれ、萎縮する女性の姿。
「打ち合わせには入れたけど、発言させてもらえなくて」というセリフもある。

後ろを振り返り、警戒しながら夜道を歩く女性の姿。

親戚が性別は女の子と聞き、不満げにする様子もあった。

動画は次に、母親が出産前に友人たちからお祝いを受けるシーンへと移る。

そこでは、ケーキに飾り付けられたフィギュアが「日本の男女には、43.7％の所得格差があるんだって」と突然喋り出し、友人が「本当だよね、女の子って大変だよね」と投げかける。

母親はそれを聞いて、「いい加減にしてよ、女の子だってなんでもできるんだから」と怒り出す。

さらに、女子相撲選手、女子ラグビー選手らが登場し、「新総理大臣」として、女性が「あなたが成し遂げたら、みんなが後に続く」と演説するシーンが映し出される。

最後は、無事に赤ちゃんを出産した女性が、赤ちゃんに向かって「ねえ、あなたは何になりたい？」と声をかける場面で幕を閉じる。

↑こういう言い訳を許さないCMなんて受けるわけないやん

この広告でちょっと怖いなと思ったのが「男性は常に恵まれお金も稼ぎ何でも出来る」という男性観が前提というか叩き台になってる事ですね。
当然、世の中にはスポーツもお金を稼ぐ事も「出来ない」男性が沢山いますし、「出来ない」事に対する揶揄や嘲笑は女性の場合より苛烈な部分も存在します。
女性を偏見から解き放とうという一見ポジティブなメッセージの陰に男性への強烈な偏見が滲んでいるあたりに、何とも言えないグロテスクさを感じてしまいました。

すっげーめんどくせーよ