ママ「息子が男のくせに吹奏楽部に入ろうとしてるの！男は運動部に入るべき！」ママスタ民からフルボッコ

投稿者さんの言い回しにも気になる点があったようです。

『「くせに」という言い方は差別になりかねませんよ。投稿者さん自身も、誰かになんらかの形で「女のくせに」と言われたら嫌な気持ちになるでしょう？』

『男のくせに、女のくせに。男の子なら、女の子なら、こうあるべきなんて……いつの時代の思考なの』

『「○○のくせに」って言い方は人を不快にするからやめたほうがいいよ。「いい歳したおばさんのくせにそんなこともわからないの？」なんて言われて素直に聞ける？　いい気分はしないよね？』

『男の子のくせにって書いている時点でちょっと引くわ……。子どものやりたいことをさせてあげなよ』

投稿者さんの言い回しで気になったのは「くせに」というひと言。男のくせに、女のくせに、大人のくせに……どれもいい気分にはなりませんよね。そのようなひと言を使ったことはもちろん、大切なわが子に対して使ったことにも不快感を示すママたちもいました。性別を理由に行動を制限しようとするのはもちろんのこと、「くせに」という言葉を使うことも避けたほうがいいでしょう。

親のために部活をするわけではない

「男の子なら運動部に入ってほしい！」と切望する投稿者さんに冷静な声もかけられました。

『部活をやるのは子どもであって親じゃない。子どもは親の操り人形じゃないよ』

『何かに打ち込めるって素敵。それがスポーツでも音楽でも絵画でも素晴らしいよ。投稿者さん、自分の理想を子どもに押し付けないで。選択するのは息子さんだからね』

『運動部だろうが文化部だろうが、熱意を持って自分に向き合って頑張るのが大事なんじゃないの？　投稿者さんは親の満足とか見栄のために部活をやらせるものだと思っている？』

当然のことですが、実際に部活で活動をするのは息子さんです。たとえ投稿者さんが「運動部に入ってほしい」との大きな気持ちがあったとしても、それを押し付けるのはやや横暴ではないかとママたちは考えたようですね。本人にやりたいことがあるならばそれを応援するべきではないでしょうか。運動部が良いと考えていたとしても、わが子から「何部にするか迷っている」と相談を受けたときに「運動部の見学もしてみたら？」とアドバイスをするくらいにとどめておくのがいいのかもしれません。

「男の子のくせに吹奏楽部なんて……」とモヤモヤした思いを抱えている投稿者さん。しかしママたちからは「やりたいことに性別なんて関係ない」「”くせに”なんて言葉を使ってはダメ！」など批判的な声が寄せられました。そもそも学校でどの部活に入るかを決めるのは息子さんです。投稿者さんが「運動部に入ってほしい」という気持ちが大きいとしても、お子さんの意思を尊重してあげるべきではないでしょうか。