田崎史郎さん、いきなり黒川をボロカスに貶し、再就職さえ遮ろうとする冷徹さを見せる　なんかが切れ目になったか

　２２日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・前８時）で、新聞記者と賭けマージャンをしていた東京高検の黒川弘務検事長（６３）が辞職することを報じた。

　黒川氏は、安倍晋三首相に辞表を提出し、２２日の閣議で承認を得る。森雅子法相は今回の問題で訓告処分にしたことを発表した。

　安倍首相は、首相官邸で記者団に今年１月黒川氏の定年延長を閣議決定したことに「法務省、検察庁において人事について厳正なプロセスを経て整理がなされたが、
最終的には内閣として決定するので、総理大臣として当然、責任がある。ご批判は真摯に受け止めたいと思っている」と述べた。

　黒川氏の訓告処分にスタジオ生出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「非常に甘いと思いました」と断じた。

　その上で「訓告では退職金もそのままもらえるわけで実質的な実入りは関係ない」とし「そういう意味で彼は国家公務員ですから国家公務員法に基づく懲戒処分を行うべきだった。
その前提として検察庁がもっと調べるべき」と指摘した。

　さらに黒川氏と賭けマージャンに興じた産経新聞記者と朝日新聞社員について産経新聞と朝日新聞が公表した調査結果に違いあることを指摘した上で
「数年前からやっていたとしたら常習性があったということになりますから、ここはもっと最高検察庁が調べてきちんとした処分をするべきだった」とコメントしていた。

　また、今回の問題を「検察官適格審査会にかけてもおかしくない事案なんです。適格審査会で決まると３年間、弁護士になれないんです。
黒川さんは今やめてもすぐ弁護士になれるんです。だから甘い処分なんです」と指摘していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44bc3ab0b2d2f2eb67522ab8b1bf14014f8cc5eb