河合塾に86歳ジジイと90歳ババアが車でダイナミック入塾

７日午後４時半すぎ、横浜市青葉区あざみ野にある学習塾「河合塾」が入ったビルに乗用車が衝突しました。
乗用車はビルに隣接した駐車場から、１階の部屋に向かって突っ込んでいて、前の部分が大きく壊れました。

警察によりますと、運転していたのは８６歳の男性で、同乗していた９０歳の女性と、ビルの中にいた５０代の塾講師の男性、
それに１０代と２０代のアルバイト男性２人の合わせて５人がけがをして、病院に運ばれました。

車に乗っていた男女は搬送時に意識があり、塾講師とアルバイトの合わせて３人は軽傷だということです。
警察と消防が詳しい状況を調べています。

現場は東急田園都市線のあざみ野駅のすぐ西側にあるビルです。
現場のすぐ近くにあるコンビニエンスストアの従業員は、午後６時前に事故現場のようすを見たということで、
「学習塾に白い色の普通乗用車が突っ込んでいるようでした。今も救急車や消防車が何台もとまっている状況です」と話していました。

また、別の従業員は「午後５時前ぐらいにドンという大きなものが落ちたような音がしました」と話していました。

学校法人河合塾の広報担当者は「校舎の１階にある講師室に車が突っ込み、講師や事務スタッフがけがをしたと聞いています。
授業は行っていましたが、生徒にけがはありませんでした。現在情報を集めています」と話しています。

事故が起きた当時、ビルの中にいたという高校２年生の女子生徒は「２階にいましたが、突然大きな音がして驚きました。
事故が起きたと先生から聞くまで、何が起きたかわからず、怖かったです」と話していました。

車が突っ込んだ塾に通っている高校３年生の男子生徒は「自習していたら、すごい音がしました。３階でも衝撃が伝わってきて、振動やにおいもあって、事故があったんだなと思いました」とか、
「本当にびっくりしました。３回くらい衝突音が伝わってきて、怖かったです」と話していました。