51歳女性「米軍による不同意性交犯罪。今回も、被害者は自分だったかもしれないと震える」

「誰でも被害に遭う」米軍被害の現実　国連へ向かわせた過去の悔い

　少女に対する不同意性交などの罪に問われた米軍嘉手納基地（沖縄県）所属の米兵への判決が13日午後、那覇地裁で言い渡される。この事件後、沖縄の女性たちが性暴力の現状を国連女性差別撤廃委員会で訴え、米兵による性暴力を「ジェンダーに基づく暴力」とする委員会の指摘につながった。「誰もが被害者になりうる」と、多くの人が痛みを共有している。

　事件が明らかになったのは今年6月。沖縄市に住む非常勤講師の山城莉乃（りんだ）さん（51）はニュースを知り、今回もこう思った。「被害者は自分だったかもしれない」

https://www.asahi.com/articles/ASSDD3TMJSDDTPOB001M.html