性的暴行容疑でアベ警視(28)が書類送検される

鹿児島県警察本部は、汚職や詐欺事件などを担当する刑事部捜査２課長を務める警視について、知人女性に性的暴行をした疑いで１４日、書類送検したことを明らかにしました。
鹿児島県警をめぐっては、一連の不祥事を受けた再発防止策に取り組んでいる中での新たな不祥事の発覚で、県民の反発が強まることが予想されます。

書類送検されたのは、鹿児島県警 刑事部捜査２課長の安部裕行警視（２８）です。

警察によりますと、安部警視は去年１１月、知人の女性に性的な暴行をした疑いが持たれています。

女性が警察庁のセクシュアル・ハラスメント相談窓口に連絡して発覚し、鹿児島県警が捜査を進めていたということです。

安部警視は２０１８年に警察庁に入庁したいわゆる「キャリア」の警察官で、おととしから）鹿児島県警の捜査２課長として選挙違反などの捜査の指揮にあたっていたほか、県議会の総務警察委員会で、不祥事に関連する、議員からの質問に答える立場でした。

警察は認否については明らかにしていません。

鹿児島県警では、情報漏えい事件などで警察官や元幹部が相次いで逮捕されたことを受け、再発防止策を進めています。

鹿児島県警察本部の西畑知明警務部長は「再発防止対策に取り組んでいる中で幹部職員が捜査対象となり、県警察に対する信頼を損なうもので県民の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。

なんだよこのポーズ