アメリカ「インフレ率2.8%」英国「うち3.0%…ヤバい…」欧州「2.4%」ㅤジャップ「僕は4%！」

日本の物価は4%台となり、欧米の物価を上回る
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f8b54d236172626340d8f151ef71cd05f7b98bdd

　企業物価指数も消費者物価指数（総合）も、前年比で4%台の上昇率となっている。

　米労働省が12日に発表した2月の消費者物価指数（CPI）は前年同月比の上昇率が2.8%となった。水準はなお高いとされたが、日本と比べれば低い。

　欧州連合（ＥＵ）統計局が3月3日に発表した2月のユーロ圏消費者物価指数（EU基準＝HICP）速報値は前年比2.4%の上昇となっており、こちらも日本の物価指数を下回っている。

　英統計局が2月19日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.0%の上昇となった。伸び率は前月から0.5ポイント拡大し、2024年3月以来10カ月ぶりの高水準となったものの、日本の物価指数には届いていない。

　このようにいつの間にか、日本の物価指数が欧米の物価指数を上回った状態となっている。

　それでは欧米の政策金利と日本の政策金利を比較してみてい。

　米国の政策金利は4.25%～4.50%、ユーロ圏の政策金利は中銀預金金利が2.5%、リファイナンス金利が2.65%、限界貸付金利が2.9%となっている。また、英国の政策金利は4.50%。

　これに対して日銀の政策金利はわずかに0.5%に過ぎない。