脳外科医 竹田くんの支援者、超長文でお気持ち表明

私は医師として、また同じ医療現場に身を置く者として、竹田先生が現在直面している状況に深い憂慮を抱いております。

竹田先生は、勤務先の医療機関において重大な医療過誤を起こし、その責任を真摯に受け止め、患者様ご家族に対して繰り返し謝罪を行ってこられました。しかしながら、事態は刑事事件へと発展し、さらに患者様のご家族がインターネット上で漫画を連載し、竹田先生の過去の症例を取り上げることで、竹田先生の名誉が著しく傷つけられる事態となっております。

この漫画では、竹田先生が関与した症例における合併症や後遺症について、あたかもすべてが竹田先生の技術的な未熟さに起因するかのような描写がなされており、事実関係の正確な検証を欠いたまま、社会的評価を著しく低下させる結果となっております。さらに、この漫画がマスコミに取り上げられ、世論が一方的に形成される中で、竹田先生は新たな勤務先においても不当な扱いを受け、ご家族も職場でのいじめなど多大な被害を被っております。

特に憂慮すべきは、SNS上で竹田先生のプライベートや勤務態度に関する真偽不明の噂が大量に流布され、人格攻撃や誹謗中傷が横行している現状です。これらの行為は、名誉毀損や侮辱罪に該当する可能性があり、法的にも問題視されるべきものです。SNS上での誹謗中傷は、被害者の精神的苦痛を増大させ、社会的信用を著しく損なうものであり、断じて許されるものではありません。

医療は常にリスクと隣り合わせであり、予期せぬ合併症や結果が生じることもあります。重要なのは、そうした事態に対して医療者が誠実に向き合い、再発防止に努めることであり、個人を過度に糾弾することではありません。患者様ご家族は断固として否定されておりますが、竹田先生は過去の過ちを真摯に受け止め、医師としての責務を果たすべく努力を重ねてこられました。

私は、竹田先生が再び医師としての職務を全うできるよう、またそのご家族が平穏な生活を取り戻せるよう、皆様が一方的な情報に基づいて判断を下すのではなく、冷静かつ中立的な視点で事実を見極めることが重要であると考えております。事実に基づかない誹謗中傷や名誉毀損に対しては、法的手段も含めて適切に対応し、医療者が安心して職務に専念できる環境を整えることが求められます。

医療の信頼は、個々の医療者の努力と誠実さによって築かれるものであり、不当なバッシングや偏った報道によって損なわれるべきではありません。私は、竹田先生の名誉回復と再起を心より願い、同じ医療者として連帯の意を表明いたします。

令和7年4月23日