男性(82)、投資に関するLINEグループに参加。投資アシスタントの女性から勧められ、指定口座に36回入金。2億7500万円をだまし取られる

滋賀県警大津北署は10日、大津市の無職男性（82）がSNSを通じて投資話を持ちかけられ、計約2億7500万円をだまし取られたと発表した。SNS型の投資詐欺事件として捜査している。

同署によると5月ごろ、投資に関する2つのLINE（ライン）グループから招待され、男性は参加。それぞれのグループで投資アシスタントの女性を名乗る人物から、「抽選に当たれば株を買うことができ、利益を得られる」「当選したので株を買うため入金を」などと勧められ、指定された口座に7月24日まで計36回にわたり振り込んだ。

利益金を引き出そうとしたところ、手数料を要求され不審に思った男性が息子に相談。「それは詐欺だ」と指摘され、8月上旬に県警に被害を申告した。

産経ニュース

産経新聞社のニュースサイト。政治、経済、国際、社会、スポーツ、エンタメ、災害情報などの速報記事と解説記事を掲載しています。

www.sankei.com