【高市悲報】ネトウヨ「社会主義になったら全員働かなくなる」 マルクス「何も分かってなくて草」

マルクス本人は「共産主義になったら皆が怠けて働かなくなる」という典型的な批判に対して、いくつかの異なる角度から答えています。
代表的な論点を、できるだけ簡潔かつ原文に基づいて整理します。

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マルクスの主な回答（要点）

①　“怠けるのは制度のせいであって人間の本性ではない”

マルクスは、資本主義のもとで労働が苦痛や疎外として現れるから「人は働きたくない」と感じるのであって、
労働自体が嫌いなのではなく、今のような形での労働が嫌われているだけだとした。
• 『経済学・哲学草稿』では人間の本質を「類的存在」＝自己表現としての労働に見ている。
• つまり、条件さえ変われば労働は負担ではなく自己実現の活動になりうる。

▶ 要旨：「働かないのは、働く条件がクソだからであって、人間が本質的に怠惰だからではない」

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②　ただ乗り問題（フリーライダー）は、財の希少性が前提の話

マルクスは、共産主義（完全共産制）を「希少性が克服された高度に発達した社会」と想定していた。
『ゴータ綱領批判』の後半では、未来社会の上位段階では

“各人はその能力に応じて働き、各人はその必要に応じて受け取る”

と言えるのは、生産力が極大化して豊富さが前提になるからとしている。

▶ つまり、「怠ける→生産が落ちる」という恐れは、
生産力が低い社会の話であって、前提条件が違うと言う。

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③　共産主義は「皆が一斉に無理やり平等に働く社会」ではない

マルクスは「国家が国民を平等に働かせる社会」を目指したわけではない。
むしろそれを批判していて、
共産主義は強制労働を廃し、労働そのものが自由な活動に転換することを重視した。

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④　社会主義初期段階では“各人は働いたぶんだけ受け取る”

マルクスは「いきなり“必要に応じて分配”にはならない」と明確に書いている。
『ゴータ綱領批判』での有名な区別：
• （下部段階＝社会主義）
「各人は労働に応じて受け取る」
→サボれば減る。つまりフリーライダーは構造的に成り立ちにくい。
• （上部段階＝共産主義）
「各人は必要に応じて受け取る」
→高度な生産力の達成と人間性の変化が前提。

▶ マルクスは“段階論”で答えており、いきなり全員が自由な労働をするわけではない。

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⑤　人間は社会的存在なので、共同体からの承認が労働動機になる

『資本論』や書簡の中でマルクスは、「人は社会的承認を求める存在」であることを強調している。
強制や賃金だけで働くのではなく、
• 仲間からの評価
• 共同体への貢献実感
• 能力を発揮する喜び

などが労働動機になると考えた。

▶ 共産主義社会では、これら非金銭的動機が強くなる、と予想していた。

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総合するとマルクスの論理はこうなる
1. 怠けるのは制度のせい
2. 技術発展により希少性がなくなる
3. 社会主義初期は労働量に応じた分配でフリーライダーを抑制
4. 労働が自己実現になるので働かなくなる理由が減る
5. 人間はそもそも承認を求めるので共同体に貢献しようとする

つまりマルクスにとって「みな働かなくなる」は、
**“資本主義の価値観で未来社会を測る誤解”**にすぎない、というスタンス。

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必要なら、
• レーニン以降の「現実の社会主義国家はどうだったか」
• 現代経済学（ゲーム理論）の観点からみたマルクスの想定の妥当性
• “人間は怠惰かどうか”に対する科学的研究の紹介
なども解説できるよ。

https://yahoo.co.jp/あ

俺ら関係ないんだが