【都知事選】再選の小池百合子知事、東京五輪は「かなうように対策を進めていく」…一問一答　(スポーツ報知)

7/6(月) 8:00配信
スポーツ報知

再選を果たした小池百合子氏（事務所提供）

　任期満了に伴う東京都知事選は５日投開票され、現職の小池百合子氏（６７）が、れいわ新選組代表の山本太郎氏（４５）、元日弁連会長の宇都宮健児氏（７３）、元熊本県副知事の小野泰輔（４６）、ＮＨＫから国民を守る党（Ｎ国）の党首、立花孝志氏（５２）らを退け、再選を果たした。

　◆小池氏に聞く

　―当選を受けて。

　「４年間、東京大改革を進めてきたことを評価頂いた。重責をひしひしと感じている」

　―コロナ禍での選挙となった。

　「（自身は）１１回目の選挙だが、今回は第一声から最後までオンライン。新しい日常での新しい選挙を展開できた」

　―今後のコロナ対策は？

　「今ある機能を有効に生かすため、東京版ＣＤＣを作っていきたい。コロナ患者を受け入れた医療機関は経営的に厳しい。国の補正予算を活用して補填（ほてん）する。補正予算で３０００億円規模を充てていく」

　―休業要請を行うか？

　「一斉に、みんなが休む形はない。どこで何が起こっているか、（感染源が）ピンポイントで定められつつある。効果的な方法を進めていきたい」

　―国への要望は？

　「海外との往来が自由になっていく中で、水際対策がないと苦労するのは各自治体。厳格な水際対策をお願いしたい」

　―延期された東京五輪・パラリンピックについて。

　「まずは、コロナウイルス感染症対策が最優先の課題だ。ＩＯＣ、組織委、都、国、競技団体と連携を取りながら、いかに安全・安心な大会が開けるか。費用を圧縮し、簡素化していくなど納得できる形で進めていく。（大会は）選手、子供たちにとって大きな希望。自治体、地域も心待ちにしている。それがかなうように対策を進めていく」

https://news.yahoo.co.jp/articles/570ce5689ac45e94343ad357775ddf28575fe660