【徳島】新たに3人感染　「20代介護師女性 ＋ 10代無職女性 ＋ 10代男子大学生」　友人同士でアパートで同居

県は７日、新たに１０代と２０代の男女３人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち、１人は、介護士としてグループホームで働いているということで、県は入所者などへのウイルス検査を進めています。

新たに感染が確認されたのは、石井町で同居している介護士の２０代の女性と、１０代の男子大学生、それに無職の１０代の女性です。

県によりますと、このうち介護士の女性は、今月２日にのどの痛みなどの症状が出て、その後、発熱や味覚と嗅覚にも障害が出たため、6日、ウイルス検査を受け、感染が確認されました。

介護士の女性は、友人である１０代の男女２人と石井町のアパートで同居していて、県が濃厚接触者として２人を検査したところ、いずれも感染が確認されたということです。

今のところ、詳しい感染経路については分かっておらず、県が調査を進めています。

これで県内での感染者は９人となりました。

一方、県によりますと、介護士の女性は、小松島市内にある高齢者向けのグループホームに勤めていて、症状が出てからも今月４日までは出勤していたということです。

このため県は、グループホームの入所者と職員、３４人についてもウイルス検査を進めています。

飯泉知事は「感染源が特定されていない県内初めての事例であり、いち早く濃厚接触者の特定を進めるほか、専門家会議を開いて徳島アラートの発令などについても議論していきたい」と話していました。

感染が確認された３人のうち１０代の男子大学生は、徳島市にある徳島文理大学に通っています。

県によりますと今月４日と６日、講義に出席していたということです。

感染が確認されたことを受け、徳島文理大学は、7日の授業をやめ臨時休校にしています。

07月07日　12時09分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200707/8020008068.html

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