2026年7月3日 6時15分 プレジデントオンライン
政府は6月30日、皇族数確保策を盛り込んだ皇室典範などの改正案を臨時閣議で決定した。今後は審議に入り、今国会での成立を目指す構えだ。皇室史に詳しい島田裕巳さんは「当初は『静謐な環境』での改正議論が強調されたものの、今や、それとはほど遠い状況にある」という――。
皇室典範の改正をめぐる動きは、今や政治上の争いの様相を呈してきた。
当初は「静謐な環境」での議論が強調されたものの、今や、それとはほど遠い状況にある。その典型が、連立を組む自民党と維新の会とのあいだで改正案に合意がなされる直前、維新の会が異議を唱えたことである。
維新の会は、女性皇族の結婚後の身分保持に反対するとともに、旧宮家からの養子について「15歳以上とする年齢制限はおかしい」とかみついたのだ。結局、数に勝る自民党に屈し、維新の会は、改正案の成立を優先するとして、自分たちの考えを取り下げた。
すでに〈「愛子さまと結婚する人ない」発言でバレた…島田裕巳が読み取った「自民党の強い焦りと男系男子の無理筋」〉で述べたように、政府・自民党の側は、最後の最後になって、養子として入った男性には皇位継承の資格を与えないものの、その子どもには男の子であれば、それを与えると言い出した。
その経緯からすると、養子に入る人物の目処が立っているように思えるのだが、維新の会のほうは別の人物を想定してきたようだ。はっきりしているのは、誰を養子として皇室に入れるかで、2つの勢力が権力闘争をくり広げたことである。まるでそれは、藤原氏が摂関政治を推し進めた平安時代を思わせる。あの時代なら、それに伴って血も流されたであろう。
そのせいか、皇室典範改正の動きをリードしてきた自民党の副総裁、麻生太郎氏は藤原氏にたとえられるようになってきた。
その先鞭(せんべん)をつけたのが、政治学者の御厨貴氏である。『文藝春秋』7月号での作家の林真理子氏と元首相の野田佳彦氏との鼎談で、「三笠宮寬仁親王妃家に養子が取られたら、麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる」と発言した。
三笠宮寬仁親王妃家の信子妃は麻生氏の実の妹である。藤原氏は、その頂点を極めた藤原道長が典型だが、娘を朝廷に嫁がせ、天皇との間に生まれた子どもを天皇に即位させることで権力基盤を築き上げた。
その再現だというわけだが、最後の最後に、木原稔官房長官が、養子として入った男性の子どもは男の子なら皇位継承の資格を有するとしたことで、御厨氏の指摘が現実味を増してきた。
与党の間で合意はできたものの、今回の皇室典範改正案に反対の声が多く上がっているのも、底流に養子の子どもをゆくゆくは天皇に即位させようという、麻生サイドの思惑が隠されてきたからである。
そこには、麻生太郎氏の野望がある。
現在の議論は、今や数が減少し、それが増えていく見込みの立たない「皇族数をいかに確保していくか」から始まったはずである。
そこから、女性皇族の結婚後の身分保持と、旧宮家から養子を取るという2つの案が出てきたわけだが、養子案は、すでに何度か指摘したように、女性天皇や女系天皇の実現を阻止するために持ち出されたものだった。
世論は、女性天皇や女系天皇を容認する方向に傾いているが、なんとかそれを阻(はば)みたい。しかも、それだけではなく、悠仁親王の先に、養子の子の即位が想定されている。どうも、麻生氏などの最終的な目的はそこにあるようなのだ。
もし養子の子が将来天皇に即位するようになれば、それを実現した功績は麻生氏のものである。85歳の麻生氏が、その実現を見届けるのは難しいはずだが、権力を持つ人間は、とかく自分を不死だと考える。
麻生氏の妹の信子妃が、三笠宮家の寛仁親王に初めて求婚されたのは1972年2月のことである。そのとき寛仁親王は26歳だったものの、信子妃はまだ16歳の高校生だった。それですぐに結婚にはならなかったのだが、その翌年、麻生氏は麻生セメントの社長に就任している。実業家だったわけで、衆議院議員に初当選するのは1979年、39歳のときだった。
信子妃が寛仁親王と婚約し結婚するのは、その翌年、1980年のことである。これで麻生氏は、皇室と深い関係を結ぶことになる。そのことが、今日にまで影響している可能性がある。
寛仁親王と信子妃のあいだには彬子・瑶子女王の姉妹は生まれたものの、皇位継承の資格を持つ男子は生まれなかった。生まれていれば、今の時点で、秋篠宮、悠仁親王、常陸宮に次ぐ第4位になっていたはずだ。
その男子が彬子・瑶子女王姉妹と同年代であれば、30代か40代である。実質的に将来天皇に即位する2番手になっていた。
ところが、そうした男子は生まれなかった。麻生氏としては、そうした形で実現されなかったことを、旧宮家からの養子という形で実現しようとしているのではないか。すでに養子となる候補が内々に決まっているのなら、その可能性は高くなる。
妹が皇室に嫁がなければ、そんな野望を麻生氏が抱くことはなかったであろう。たまたまそうした状況が生まれたことで、現代の藤原氏になろうという野望が生まれた。御厨氏の指摘は、まさに真相を突いている。
ただそれは、国民が望むことではない。あるいは、天皇や皇族が望むことでもない。どこかで血がつながっているというだけで、皇族になれるとは思えない。それが、国民や天皇、皇族が思っていることのはずなのである。
ところが、政治家のほうは、これまでの意識が抜けていない。現代における天皇や皇族の意味、それが果たしてきた役割には根本的に無関心なのだ。
いや、無関心どころではない。麻生太郎氏が、養子に皇位を継承させようとするのは、最も扱いやすい天皇を誕生させようとしてのことである。麻生氏としては、養子を実現させたのは自分たちなのだから、養子に入った人間はおとなしく政治家の言うことを聞けばいいのだということだろう。
未来に禍根(かこん)を残さないためには、これまでの議論の道筋を反省し、もう一度一からやり直す必要があるのではないだろうか。その際に、「氏より育ち」という考えは、決して無視できないものになってくるであろう。
「皇族の政治的中立性が揺らぐ可能性もある」皇室典範改正〈養子案〉の問題点とは? 政治学者・御厨貴氏が警鐘を鳴らした《信子さまは麻生太郎氏の妹》
2026年6月21日 6時0分 文春オンライン
皇室典範の改正に向けて、議論が加速している。特に国論を二分しているのが、旧宮家の男子を養子に取る「養子案」の是非だ。月刊誌『文藝春秋』の最新号では、政治学者・御厨貴氏、作家・林真理子氏、元首相・野田佳彦氏が皇室典範改正の重要論点を深掘りした。
林 不思議で仕方ないのは、「旧宮家の男子」から養子を取る話が決まろうとしているのに、皆さんは誰をイメージしているのか、という点です。どこかでひっそりと、知的に暮らしている一家がいると思うのかもしれませんが、情報が全くない。実際は普通のサラリーマンも多いというではないですか。
野田 どのくらいの人数が適正規模なのかも考えないといけませんよ。少なすぎれば結局は皇統が途絶える。多すぎると混乱が起きて、政争の具になる。相当慎重に制度設計しなくてはいけない課題なんです。
御厨 法的にもスッキリしませんよね。「法の下の平等」という憲法の基本原則でやってきたはずなのに、特定の家柄の男性だけを皇族にするのは問題ないのか、という課題もある。
野田 憲法十四条が定める「門地による差別」じゃないかという議論がありますよね。これについて衆議院法制局は両論あるという言い方をするんですが、内閣法制局は「大丈夫だ」と、皇室を扱う憲法の第一章は国民の権利を扱う章と関係なく存在するという解釈で超法規的にお墨付きを与えている。有力な憲法学者にも違憲だと言う人もいるんです。
林 それはそうでしょうね。
天皇家の問題
日本神話に関わらせるな
宗教違いだ
御厨 三笠宮??仁親王妃家に養子が取られたら、麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる。政治的権力者と天皇の権威との距離がぐっと近くなって、皇族の政治的中立性が揺らぐ可能性もある。
野田 かといって、常陸宮さまは90歳とご高齢ですし、他の宮家の妃殿下や女王殿下にとっても、生まれてからずっと民間で暮らしてきた養子に「皇族としてのあり方」を細かく伝授していただくのもご負担になる。
御厨 具体的な議論をすると反対が出るから、大枠だけで通せばあとは何とかなるだろうと、高市政権は考えているんでしょう。実際、そう嘯いている官僚と話したこともあります。この国の政治がときどきやる、一番まずい進め方なんですよ。
2026年6月12日 6時15分 プレジデントオンライン
何でそこまでして男にやらせたいんか
たいして旨味がある仕事じゃないだろ
コムケイの息子を天皇に
それがなんだっていうんだよw
右なら男系一択だろ
せめて候補を発表したらいいのに
そしたら愛子様の立太子・成婚パレードが
すぐ行われるんだけど。
早いよ。日赤就職も誰にも漏れることなく知らされた。天皇家に間者がウヨウヨいるのに。 愛子様のお相手ももう決まってる。あとは発表するだけ。知らんけど。中曽根弘文の心配など無用なのよ。バカね。
直系を否定して赤の他人が皇位を簒奪できるようになれば国民の皇室に対する敬愛は地に落ちる
あの年齢ならあるだろうし
オムツしない方が悲惨だからいいんだが
オムツしなきゃならん年齢なら隠居してくれやってのはあるなあ
いい加減しぶといぞ
何で左翼は天皇を女系推進派と信じてるの?
愛子天皇国と統一教会国家で
彼にとってはそれでもまだ足りないんだろうかっつう…
姪二人が未婚でこのままでは我が家の血筋が皇族としては残らないが
「イエ」としての麻生の家の爪跡を残したいんかね
雅子皇后はチッソと言われたが、愛子様をチッソという人はいない
これが、父親や祖父が粉屋やチッソだったらどうなってたかな
この糞みたいな現状を打破して国を救えるのは愛子だけ
麻生とか朝敵だろ
宮家に将来皇位継承させる地ならしにしろ、そもそもこんだけ皇統から離れた継承前例にないからな
何にこだわっているのかわからん
その後女系にするか議論しろ
50年早い




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