【303】JRの車両が乗り入れ先の地下鉄線内で火災。一時運転見合わせ。

突然「ボン…」通勤ラッシュの地下鉄車両に火の手
2020/09/23 19:11　テレ朝ｎｅｗｓ

通勤ラッシュで混雑する駅が一時、騒然としました。23日朝、福岡市で地下鉄の車両から火の手が上がり、乗客が緊急避難する事態が起きました。

福岡市地下鉄赤坂駅はサイレンや非常ベルがけたたましくなり響き、辺りは騒然となっていました。駅構内では電車のパンタグラフ付近から火の手が上がっています。
都会の朝のラッシュ時に起きた車両火災の影響で赤坂駅を走る空港線などが一時、全線見合わせになりました。火が出た車両の1両前に乗っていた客は直前の様子について…。
4両目の乗客：「（電車が）動いている時に急にボンと音がして、そこから車内が停電して周りが騒ぎ出して駅に止まってから確認したら煙が上がっていた」
一方、1つ後ろの車両に乗っていた客によりますと、車両は地下鉄に乗り入れているJR九州のもので、停電後に車両故障があったとのアナウンスが流れ、赤坂駅に到着したといいます。
火は駅員によってすぐ消し止められ、乗客約400人は駅の外に避難して全員、無事でした。ただ、避難時に少し混乱があったといいます。
6両目の乗客：「逃げようとしたのに階段のシャッターが下りて、あらら…という感じになって（駅員が）『こちらの非常扉から避難して下さい』という流れになって、ちょっとごった返した」
福岡市中央区にある赤坂駅。博多駅や福岡空港まで10分ほどの場所にあり、数多くの利用客に大きな影響が出ました。
JR九州によりますと、今回の区間を走る車両で9月に入ってからパンタグラフの異常が3件発生していて、関連を調べるとしています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000193871.html
https://www.youtube.com/watch?v=UsfSJg5pYZc