【新型コロナ(変)】｢かかった人がそれ以前のものに比べてより重症化するかという点はですね､それは今のところそういう報告はありません.

変異ウイルス 特徴と注意点

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20210120/8000008636.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「新型コロナウイルス」に関して視聴者の皆さんの知りたいに答えると題して、
最新の情報をお伝えするシリーズは、「変異ウイルス」についてです。
特徴や注意点について愛媛県立衛生環境研究所の四宮博人所長に聞きました。

イギリスなどで広がっている変異ウイルス。
これまでの研究では、表面にある「スパイク」と呼ばれる突起の部分が
感染しやすい形に変わっていて感染力が高いとされています。
四宮所長はイギリスでの感染拡大の背景にあるのは、この感染力の強さだとして、水際対策の重要性を指摘します。

「イギリスとか南アフリカの変異株と言われてるのは、その中で、非常に感染力が強い方向に
変異したもので、例えばイギリスの中では変異種によるウイルス株が非常に主流になっている。
感染させる能力が高いということですので、それが日本に入ってくると、
日本の中でもどんどん流行していく恐れがあるので、なるべくその水際で止めようというふうなことになっている」

一方で、これまでのところ、重症化する危険性はあまり高くないとして、ワクチンの接種は有効だと見ています。
「感染させる能力は高いんですけども、かかった人がそれ以前のものに比べて
より重症化するかという点はですね、それは今のところそういう報告はありません．
それから従来開発していたワクチンがこの変異株について効くかということなんですけども、
それは有効だというふうに考えられています」

厚生労働省によりますと、日本国内で感染が確認された変異ウイルスは、
イギリスで最初に報告されたタイプ。そして、南アフリカで報告されたタイプ。
さらに、これらのものとは異なるタイプが、ブラジルに滞在歴のある人から確認されています。
こうした中、１月１８日には、静岡県で、海外に滞在歴がない人が変異ウイルスに感染したことが明らかになりました。
市中感染とみられる国内初の事例です。

四宮所長はウイルスの遺伝子解析の情報などをもとに、今のところ、日本で大流行する兆しはないとみています。
しかし、今後、拡大させないための対策が必要になると強調します。
「イギリスのいわゆる変異株と言われてるものを今、国はかなり細かく調査してますので、
静岡県で初めて見つかりましたけども、その見つかったのもですね、その１２月の後半から
日本で発生しているウイルスについては遺伝子の解析をやってますので、
日本で１２月、１月に流行してる中に、いわゆるイギリスの変異株が
非常にたくさん含まれているということはありません．ただ今度見つかったのは事実ですので、
それが拡大していかないように、監視することは必要だと思う」

01/20 18:41